きし歯科ファミリークリニックは
大分市賀来にある歯科医院です。

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食育

「食生活と身体の退化」

1939年アメリカのウエストン・プライスによって著された本です。
彼は、1930年代に世界中の未開の地を廻り、食生活の変化と口腔疾患との関係について調査しています。
例えば、南太平洋のニューカレドニア。

海産物の伝統的な食物を食べ、健康な生活を送ってきたメラネシア人のむし歯罹患率はわずか0.14%でした。

 

しかし、隣のフィジー諸島には砂糖プランテーションがあり、精製された食物を食べているメラネシア人ではむし歯罹患率は30.1%にものぼっていたそうです。
また、この地域では、むし歯による痛みが自殺の唯一の原因にもなっていたとのことです。
さらにむし歯のみならず、歯周病や不正咬合までも増えていたのです。

 

同じことが、南太平洋、北極圏、南アメリカ、アフリカなど世界中で起こっていたのです。
ウエストン・プライスは、これを70年も前に、膨大な資料や写真で証明していたのです。

伝統的な食物から近代の加工食品へ変わることで、身体の退化と崩壊が生じることを報告したのです。

 

「口は食物が入る最初の場所である。だから食物が変わると最初に変わるのが口である。」
                                 岡崎 好秀先生

 

食生活の変化により、歯科疾患が急増してしまいます。

 

当院では、「なにを食べさせるべきか」だけではなく、肝心の「食べる機能」を育てるアドバイスも管理栄養士と協力して行なっていく準備を始めています。

乳幼児期から受診される方も多いので、早い段階での介入・支援に本格的に取り組んでいこうと思っています。

2021年04月18日 更新