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サーチュイン遺伝子

サーチュイン遺伝子とは長寿遺伝子とも抗老化遺伝子とも呼ばれ、その遺伝子が活性化される事により寿命が延び、アンチエイジングに役立つとされる、身体にとって最強の遺伝子と言えます。

今は飽食の時代、いつでもどこでも24時間好きなものを好きなだけ食べることができます。
しかし満腹になると老化が進みます。
それはなぜか?
人間誰もが持つと言われるサーチュイン遺伝子は、空腹状態の時に最も活性化し、満腹状態では働かなくなってしまうのです。
サーチュイン遺伝子は、2003年に米国・マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレン教授により発見されました。
サーチュイン遺伝子には細胞を修復し若返らせる働きがあるほか、体内の活性化酸素を抑制し、動脈硬化や糖尿病、認知症などの病気を予防するなど、体の健康を守り老化のスピードを遅らせる働きがあることが分かっています。

サーチュイン遺伝子を活性化させるためには、食事は腹7~8分目に抑えて余分な間食を避け、カロリー制限をするようにするのが理想です。
しかしただ食事の量を減らせばいいというわけではなく、必要な栄養はしっかり摂りながら、無駄なカロリーを減らしていくのがポイントです。
食事を減らしたために、空腹で余計に食べてしまったら意味がありません。
カロリーを減らすには炭水化物や脂肪を減らすようにして、その分野菜を多く摂るようにすることです。これならカロリーを控えることができるうえ、しっかり食事の量が摂れるので、空腹で我慢できないという状態を避けることができるでしょう。

あとは、よく噛むこと・よく噛めることも大切なポイントです。

野菜はよく噛まないと含まれる栄養素の摂取ができません。

逆に炭水化物(米や麺類やパン)はよく噛まなくてもエネルギーになってしまいます。

そして、炭水化物はよく噛まなくても飲み込めてしまいます。

口腔内環境が悪い(歯が歯周病でグラグラする、歯が抜けてしまっている)とよく噛めませんのでどうしても炭水化物中心の食生活になりカロリー過多になってしまいます。

 

サーチュイン遺伝子を活性化させて、老化を遅らせるためには食事内容や口腔内環境も大切なのです。

 

 

 

2021年05月04日 更新

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