かかりつけ歯科医がいると長生きできる!
首都大学東京名誉教授 星 旦二先生の調査では、「かかりつけの歯科医師がいる」と答えた人が長生きでした。
星先生は、「歯科医の支援を受けることで望ましい口腔ケアの知識が得られ、高齢になっても歯と口の健康を保つことができる。食は生きることの基本ですから、歯や口が健康であることには大きな意味があります。また、定期的なケアを受けるため、歯医者さんへ「お出かけ」していることも健康長寿には望ましいのです。」と仰られています。
健康維持の第一歩は口腔ケアです。口腔ケアで、今後も感染予防を徹底していただきたいと思います。
歯周病に罹患していない人は新型コロナウイルス感染症が重症化する割合が2.3%なのに対して、歯周病に罹患している人は12.8%と5.6倍も高いのです。また、死亡するリスクに至っては8.81倍もの差があります。歯周病が新型コロナウイルス感染症の病状に大きく影響していることは明らかです。
口の健康と体の健康は切り離すことはできません。
以前のブログでもお伝えしていますが、歯周病がアルツハイマー型認知症の原因因子に直接、深く関わっていることが分かっています。
アミロイドβという物質は認知症を発症する20年も前から脳に溜まり始めていると言われています。
高齢になってから慌てて口腔ケアを行なうのではなく、なるべく早い時期から口腔ケアを習慣付けることが大切になります。是非、健康で元気に長生きするためにも口腔内を清潔に保つように心掛けていただきたいと思います。
健康長寿のために、かかりつけ歯科医院に定期的にお出かけして口腔ケアを受けましょう!
あなたの「予防」で、あなたの「未来」が決まります!
2021年11月27日 更新