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健康のために今すぐにできること〜食事編①

食生活に関するセミナーを受講しました。

今までの知識とセミナーの要点を以下にまとめてみます。

 

健康のために、食事において簡単に実践できる重要なこと、

それは「食べる時間帯と順番、食べる速度にこだわること」です。

 

食事の内容に関係なく深夜の食事摂取で心臓病の危険性が高まり、朝食を摂取すると心臓病の危険性が下がります。また、夕食を多く摂るより、朝食を多く摂った方が血糖値は安定しやすいです。

 

 

食べる順番としては、何より先に野菜を摂取することです。

 

早食いより遅食いの方が太りにくいです。

 

 

同じ食事内容(ご飯と野菜サラダ)にもかかわらず、野菜を先に摂取した場合には、明らかに血糖値の上昇が緩や
かでピークも低くなります。
毎食ごとに「野菜を先に食べるように心がける」ことは、血管を長持ちさせるために重要です。

※日本人はお米大好きな人が多く、お腹が空いていたら白米からがっつく方が多いようです。

 

 

 

食の安全に関して有名な医学誌に掲載された大規模な医学データの結果から、大まかな食生活の注意点とがん予防に有効な食品をご紹介します。
週2回以上のファストフード摂取により、心臓病による死亡が増加
赤身肉(とくに加工肉)の摂取が多いほど、がんと心臓病が増加
肺がん予防に大豆イソフラボン摂取が有効
乳がん予防にアプラナ科野菜(大根・白菜・キャベツ・小松菜・ブロッコリー)の摂取が有効

 

ファストフードと加工肉が好ましくない主な理由は、「食品添加物によっては有害性が確認されているから」です。

食品添加物の目的は、
①製造、加工のために必要な製造用材
②風味や見た目を良くするための甘味料、普色料、香料
③保存性を良くする保存料、酸化防止剤
④栄養成分を強化する栄養強化剤
食の安全に関して重要なことは「食中毒を起こさないこと」です。

したがって、食中毒の原因菌を繁殖させないように添加される保存料は、食品によっては必要と言えるかと思います。

しかし、日常の食事に「風味や見た目を良くするための甘味料、普色料、香料」「栄養成分を強化する栄養強化剤」といった添加物は必要でしょうか?

「製造、加工のために必要な製造用材」に関しても、カット野菜などの加工過程において、長時間放置しても色彩が変わらないように漂白剤が使用されているため、確かに見た目は良くなるかと思いますが、体内に摂取される不要な添加物を減らすためには、自身で野菜を切り、調理することが大切です。

添加物はなるべく摂取しないように推奨される理由は、
動物実験で有害事象が出現する濃度の1/100程度に抑えられて添加され、安全性が高いとされていますが、人が摂取した場合、反応に個人差がある(化学物質過敏症や肝臓・腎臓機能低下による体内での添加物蓄積)
動物実験では、単独の添加物で実験が行なわれ、2つ以上同時に摂取した場合の毒性が不明(加工食品には多数の添加物が含まれ、認可されている添加物は1400種類以上)
添加物は血管石灰化(血管の壁が骨のように硬くなる)の原因となる

からです。

 

 

健康のために、以下の3つを実践していただきたいと思います。
適切な時間に野菜中心の料理をゆっくり食べる
まず野菜から食べる
食品添加物に注意する

2022年05月22日 更新

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