うつ伏せ寝は危ない!!
お子さんは、うつ伏せ寝をしていませんか?
うつ伏せ寝は顔だけでなく、体も歪ませ、呼吸にも悪影響を及ぼしますので、本気で治してほしいと思います!!
寝る前にひっくり返す、夜中にひっくり返す、朝ひっくり返す!!
親子で必死にまずは2週間頑張っていただき、それを習慣化してもらいたいです。
寝る時にいつも顔の左側を下にしているお子さん。
左側からの外力により歯列が曲がってしまっています。
このうつ伏せ寝のように、
歯並びやあごの発育に悪影響を与え、顔や全身の歪みにつながる癖を「態癖」と呼んでいます。
実は歯は、たった数グラムの弱い力が継続的に加わるだけで動いてしまう性質があります。
それを利用しているのが矯正治療です。
人間の頭は子どもでも1キロ以上あるため、横向きやうつぶせ寝で歯を押さえたまま眠ると、知らず知らずのうちに歯が動き、歯並びや咬み合わせを悪くし、顔の歪みなどを引き起こします。
他に、エクボをつくる癖、楽器癖(管楽器)、職業癖、ショルダー癖、趣味癖、家事癖、スポーツ癖、テレビ癖なども問題になることがあります。
いつも見にくい位置にあるテレビの方向を向いて食事をしている、いつも片方の手で荷物を持つ、職業上長時間横を向いているなど、顎や身体を歪ませる原因はあらゆるところにあります。
舌の癖や唇の癖でも歯並びは影響を受けます。
永久歯に生え変わる成長期のお子さんは、特に歯が動きやすいため注意が必要です。
歯並びや咬み合わせを悪くし、顔の歪みなどを引き起こす「態癖」の改善に本気で取り組んでいただきたいと思っています。
2022年07月04日 更新