管理栄養士が語る 歯科と食事の深い関係 〜血糖値・歯周病・健康寿命を支える“毎日の選択”〜
「歯科医院で、管理栄養士から食事の話を聞けるなんて思いませんでした」
実際に患者さんからよくいただく言葉です。
しかし、歯周病も糖尿病も、毎日の“食事”と深く関わる病気です。
どんな治療や予防を行っても、日々の食生活が整っていなければ、良い状態を維持することは難しくなります。
なぜ歯科医院に管理栄養士がいるのか
歯周病や糖尿病の管理では、
・血糖値の急激な変動
・炎症を助長する食習慣
・噛めないことによる栄養の偏り
といった問題が複雑に絡み合います。
歯科医院だからこそ、
「噛めるかどうか」
「お口の状態が食事にどう影響しているか」
を踏まえた栄養指導が可能です。
当院では、複数の管理栄養士が在籍し、
歯科医師・歯科衛生士と連携しながら、
“お口から考える栄養指導”を行う体制を整えています。

食事は「血糖値」だけを見ればいいわけではありません
糖尿病の食事というと、
「糖質制限」
「カロリー制限」
を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし実際には、
✔ 噛めていないために軟らかい物に偏る
✔ 早食いになり血糖値が急上昇する
✔ 歯周病の痛みで栄養が不足する
など、お口の状態が食事内容を左右しているケースが少なくありません。
よく噛めることは、最高の血糖コントロール
よく噛むことには、
・血糖値の急上昇を抑える
・満腹感が得られやすい
・消化吸収がスムーズになる
といった効果があります。
つまり、「噛めるお口」そのものが治療の一部なのです。
歯周病を改善し、噛みやすい環境を整えることは、
糖尿病管理においても非常に重要です。

管理栄養士が大切にしていること
当院の栄養指導では、
「できないこと」を増やすのではなく、
「今できること」を一緒に見つけることを大切にしています。
・無理な制限はしない
・生活背景をしっかり聞く
・続けられる方法を提案する
「食事指導=つらいもの」ではなく、
“安心して続けられるサポート”を目指しています。
歯周病予防にも、栄養は欠かせません
歯周病は細菌の病気であると同時に、
免疫と炎症の病気でもあります。
栄養状態が乱れると、
歯ぐきの回復力が落ち、歯周病が治りにくくなります。
管理栄養士は、
炎症を抑え、回復を助ける食事の考え方も含めて、
歯周病予防をサポートしています。
歯科 × 栄養 × 医科歯科連携
きし歯科ファミリークリニックでは、
・日本糖尿病協会認定登録歯科医
・糖尿病療養指導士認定の歯科衛生士
・複数の管理栄養士
がチームとなり、
歯周病・糖尿病・生活習慣を総合的に支える体制を整えています。
食事は、未来の自分への投資
毎日の食事は、小さな選択の積み重ねです。
その積み重ねが、
5年後、10年後の健康を大きく左右します。
「歯が気になる」
「血糖値が心配」
「食事について相談したい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
2026年01月29日 更新






