咬み合わせ(力)のセミナーを受講しました。
大阪でご開業されている
大森有樹 先生のセミナー
「力(咬合)のコントロールと欠損補綴設計」
を受講してきました。
歯科治療というと、
むし歯や歯周病の治療をイメージされる方が多いと思います。
しかし実際の臨床では、
「咬む力」
が歯の寿命や治療の長期安定に大きく関係しています。
咬む力が引き起こすトラブル
咬み合わせのバランスが崩れたり、
強い力がかかり続けると、次のような問題が起こることがあります。
・歯が割れる(歯根破折)
・詰め物や被せ物が外れる
・インプラントのトラブル
・歯周病の悪化
・顎関節症
つまり、歯科治療を長く安定させるためには
「力をどうコントロールするか」
がとても重要になります。
力のリスク診断
今回のセミナーでは、
・力とは何か
・力によって起こるトラブル
・力のリスク診断
・顎関節と顎機能の検査
・咬合高径(噛む高さ)の考え方
・アンテリアガイダンス
・バーティカルストップ
など、咬み合わせを診断するための重要なポイントを学びました。
また、
PCP(生理的顆頭位・水平的下顎位)
という顎の安定した位置を確認するための
バイト採得の実習も行いました。

治療を長持ちさせるために
歯科治療は、
「治すこと」だけでなく
「長く安定すること」
がとても大切です。
そのためには、
・歯の状態
・歯周組織
・咬み合わせ
・顎関節
・咬む力のバランス
まで総合的に考える必要があります。
患者さんには見えない部分ですが、
こうした診断や設計が、治療結果に大きく影響します。
より良い歯科医療を提供するために
歯科医療は日々進歩しています。
私たちは、常に知識や技術をアップデートしながら、
より安全で長く安定する治療を提供できるよう努めています。
医療法人きし歯科ファミリークリニック 院長 岸 岳宏
2026年03月15日 更新






