厚生労働省認定 かかりつけ強化型診療所

きし歯科ファミリークリニックは
大分市賀来にある歯科医院です。

  • 歯科予防
  • 歯科治療
  • お口の健康

トップページブログ歯科医療がコロナウイルス感染予防に

歯科医療がコロナウイルス感染予防に

最近ようやく歯科医療がコロナウイルス感染対策に繋がることが報道されるようになってきました。

 

歯科医院における専門的口腔ケアが、コロナウイルス感染予防に繋がります。

 

また、高齢者の外出自粛による認知症の進行も報告されてきています。

歯周病は認知症を進行させる原因の一つと言われています。

 

歯周病が全身に及ぼす影響としては、「心筋梗塞・狭心症」「糖尿病」「肺疾患」「脳梗塞」「早産、低体重・未熟児出産」などのリスクが高まるといわれています。こうした中で、最近注目されているのが、前述した「認知症」との関係です。

認知症の原因となる病気はいくつもありますが、もっとも患者が多いのがアルツハイマー病です。短期記憶などをつかさどる脳の海馬などを中心に、大脳全体に萎縮がおこる病気です。

このアルツハイマー病と歯周病の関係について、最初に指摘されたのは2013年です。海外の研究でアルツハイマー病の患者の脳から、歯周病の原因菌であるジンジバリスキン、略して「Pg菌」が見つかったことがきっかけになりました。

脳の中を調べると、歯周病菌がつくりだす毒素も増加していたことがわかったのです。毒素が強くなることによって、脳の炎症も強くなり、本来は外からの敵に対して攻撃するはずの免疫細胞が異常に活性化してしまって、脳の神経細胞を攻撃し、神経伝達にも異常がおきていた。つまり、歯周病菌がアルツハイマー病を増悪させていることがわかったのです。

 

お口は健康の入り口です。

口腔ケアは、生活の質の維持・向上のために不可欠です。

2020年05月02日 更新

お電話でのお問い合わせ