「清潔な水環境」のために。
ウイルス対策と除菌力向上のために「UFB DUAL ™」を設置しました。
UFB DUAL ™ は、日本が世界をリードするテクノロジー「ウルトラファインバブル水」を 作り出す建物専用ノズルのことです。細菌やウイルスなど何が潜んでいるかわからない外気を取り入れずに、清潔な水道水の中に溶け込んでいる空気のみで「ウルトラファインバブル水」を作るため、とても清潔です。
ウルトラファインバブルとは、サイズが直径1マイクロメートル(1,000分の1㎜)未満の目に見えない極小の気泡をウルトラファインバブルと呼びます。この気泡を発生させる技術は日本が世界をリードする最先端技術として近年さまざまな産業で活用が進んでいます。UFB DUAL ™ では150~200ナノメートル(15,000~20,000分の1㎜)の気泡を生成しています。
ウルトラファインバブルは、マイクロバブルの約100分の1ほどの大きさで、目で見ることができないほど極小です。気泡が10㎝上昇するのに要する時間がマイクロバブルでは約7分、ウルトラファインバブルでは数カ月~1年といわれ、長時間液中に存在することが知られています。
UFB DUAL ™ のコア技術は 10 年以上前から研究されており、 厳密な清潔さを求められる施設で採用されています。
人工透析(望星平塚クリニック)
当院では水道の元栓にUFB DUAL ™ を設置し、院内全ての水を「ウルトラファインバブル水」に変えております。
• 洗面台
ウルトラファインバブル水は口腔ケアに有効です。患者さんのうがい時に口腔内のウイルスや細菌を除去します。 ※当院ではオゾン水も併用しています。
• ユニットチューブ(治療台)
水だけでユニットチューブ内のバイオフィルムを剥離し再付着を防ぐため、パッキンや金属パーツの腐食の心配がありません。
• 院内パイプライン
夜間や休診日など水が停滞しているときに増殖するバイオフィルムを剥離し再付着を防ぐことで常に清潔に保ちます。
ユニットチューブのバイオフィルムの剥離と再付着の防止(カナザキ歯科医院提供)
UFB DUALの導入により、「清潔な水環境」を実現し、高い質の歯科医療体制を整えることができました。
2020年12月23日 更新